厳島神社と紅葉の見どころ紹介!周辺の観光地など、行く前に知りたい宮島の魅力を解説!
●結論
厳島神社は、海上に建つ社殿と背後の弥山が一体となった景観が魅力の世界文化遺産です。特に秋は紅葉谷公園や弥山周辺の紅葉が美しく、歴史や建築の背景を知ってから訪れると、宮島観光をより深く楽しめます。
●この記事でわかること
厳島神社が海の上に建つ理由と建築の特徴
平清盛と厳島神社の意外な関係
紅葉谷公園・弥山など秋の宮島の見どころ
ロープウェイや水族館、神社、鹿、食べ歩きの楽しみ方
宮島へ行く前に確認しておきたいポイント
厳島神社と紅葉の見どころ!行く前に知っておきたい宮島の魅力
秋の宮島へ行くなら、紅葉の美しさはもちろん楽しみたいところです。
ただ、宮島の魅力は「紅葉がきれい」「厳島神社が有名」というだけではありません。
海の上に浮かぶように見える社殿。背後にそびえる弥山。朱色の大鳥居。そして、その景色を彩る秋の紅葉。
実はこれらは、それぞれ別々の見どころではなく、長い歴史の中でつながってきたものです。
そこで今回は、宮島を訪れる前に知っておきたい厳島神社の建築や歴史、紅葉の見どころを中心に、ロープウェイや水族館、食べ歩きなども合わせて紹介します。
少しだけ予備知識を持って出かけると、現地で「あれは何だろう?」と思った景色が、ぐっと面白く見えてくるはずです。
そもそも厳島神社とは?「神の島」に建てられた神社

宮島の正式名称は「厳島」。
古くから島そのものが信仰の対象とされてきたため、陸地に社殿を建てることを避け、海上に社殿を配置したと伝えられています。現在の厳島神社も、海と山に囲まれた独特の場所に建っています。
1996年には世界文化遺産に登録されました。
ここで面白いのは、世界遺産として評価されているのが「神社の建物だけ」ではないことです。
厳島神社の建物、その前に広がる海、そして背後の弥山原始林を含む約431.2ヘクタールが世界遺産の範囲に含まれています。つまり、海や山を含めた景観そのものが厳島神社の価値なのです。
このことを知っていると、現地で社殿だけを見て帰るのではなく、「建物と海と山がどう見えるか」にも目が向くようになります。
厳島神社の建築が面白い理由は「海と一体になっている」こと

厳島神社の写真を見て、まず目に入るのが海の上に伸びる朱色の社殿でしょう。
その美しさは、単に珍しい場所に建物を建てたから生まれたものではありません。
社殿をつなぐ回廊や舞台などが海に向かって広がり、さらにその背後には弥山があります。
平安時代の貴族住宅に用いられた「寝殿造」の考え方を取り入れながら、自然そのものを景観の一部として取り込んでいるのが特徴です。世界遺産としても、人がつくった建築と自然が組み合わさった景観が評価されています。
回廊を歩くと「海の上にいる」感覚が分かる

厳島神社の中で、ぜひ意識して見てほしいのが回廊です。
東西の回廊は社殿をつなぎ、海に向かって長く伸びています。幅は約4mで、床板には隙間が設けられています。
この隙間には、雨水を流すだけでなく、高潮の際に海水の圧力を逃がす役割もあります。
海という特殊な環境と向き合いながら、長く使われてきた建築なのです。
大鳥居が海に浮かんで見える時間帯は?近づける時間もチェック

潮が満ちている時間帯は、大鳥居の足元が海に隠れ、海に浮かんでいるような景色を楽しめます。一方、潮が引くと大鳥居の近くまで歩いて行けるため、間近でその大きさや構造を見られます。
「海に浮かぶ大鳥居」を見るなら満潮時、「近くで見たい」なら干潮時がおすすめです。潮の満ち引きは日によって異なるため、訪問前に潮汐表を確認しておきましょう。
高さ約16.6mの大鳥居は、海底に固定されているのではなく、自らの重さを利用して立っているのも意外なポイント。遠くから見るだけでなく、近づいて構造にも注目してみてください。
秋の宮島なら、紅葉谷公園は外せない

ここからは、いよいよ紅葉です。
宮島の紅葉スポットとして特に有名なのが、厳島神社から歩いて行ける紅葉谷公園。
園内には約700本の紅葉があり、そのうち約560本がイロハカエデ、約100本がオオモミジです。例年は11月中旬から下旬にかけて美しい紅葉を楽しめます。
朱色の厳島神社とはまた違った、赤や黄色の自然の色が広がるため、秋の宮島ではぜひ時間を取りたい場所です。
実は紅葉谷には「防災」の歴史もある

紅葉谷公園には、少し意外な歴史があります。
1945年、枕崎台風によって宮島では大きな土石流が発生し、紅葉谷川周辺にも大きな被害が出ました。
その後の復旧工事では、単にコンクリートで固めるのではなく、現地の石や樹木を生かしながら、景観に溶け込むような「庭園砂防」が整備されました。
紅葉を見に行ったとき、石積みや川沿いの景観にも少し目を向けてみると、「きれいな公園」の中にある別の歴史が見えてきます。
景色と一緒に楽しみたい「宮島ロープウェイ」

晴れた日や紅葉の時期に宮島へ行くなら、もう一つ候補に入れたいのが宮島ロープウェイです。
紅葉谷公園からロープウェイに乗り、弥山方面へ上がっていくと、今度は地上から見る紅葉とは違った景色を楽しめます。
特に面白いのが、「紅葉を見る」のではなく「紅葉のある山を見る」感覚になること。
眼下に木々が広がり、その向こうには瀬戸内海。厳島神社だけを見ていると気づきにくい、宮島全体の地形を感じられます。
ただし、紅葉シーズンの多客日は注意が必要です。
宮島ロープウェイは時期によって事前予約が必要になる特定日があります。 2026年も11月の一部土日祝などが事前予約対象として設定されています。
日程は変更される可能性もあるため、旅行を決めたら必ず宮島ロープウェイ公式サイトで最新の運行情報と予約条件を確認しましょう。
厳島神社だけじゃない!秋の宮島で立ち寄りたい場所
宮島は、厳島神社を見終わったら終了……という島ではありません。
少し歩くだけで、歴史の違う建物や自然、食文化に出会えます。
五重塔・千畳閣を眺める

厳島神社周辺から少し高台へ向かうと、五重塔や豊国神社、通称「千畳閣」が見えてきます。
厳島神社とはまた違った建築を見ることができるので、社殿との違いを比べながら歩くのもおすすめです。
特に千畳閣は、豊臣秀吉が建立を命じた大経堂で、秀吉の死によって工事が中断されたという、少し未完成な歴史を持っています。
清盛神社や大元神社にも注目

厳島神社以外の神社にも、宮島らしい歴史があります。
例えば清盛神社は、1954年に平清盛の遺績をたたえるために建てられた神社です。
一方の大元神社は、厳島神社より古いといわれる地主神を祀る神社。屋根には「六枚重三段葺」という、ほかでは見られない珍しい葺き方が使われています。
宮島水族館で瀬戸内海を知る

歴史や紅葉とは少し方向を変えて、宮島水族館「みやじマリン」に立ち寄るのも選択肢です。
ここでは、瀬戸内海に生息するさまざまな生きものを間近で見ることができます。宮島周辺の海や干潟を再現した展示もあり、瀬戸内海の自然を身近に感じられるスポットです。
入館料も比較的リーズナブルなので、厳島神社や紅葉谷公園などを巡る途中に立ち寄りやすいのも魅力。
宮島観光で、少し趣向を変えて楽しみたいときにもおすすめです。
宮島の鹿にも出会える

宮島といえば鹿を思い浮かべる人も多いでしょう。
町を歩いていると鹿に出会うことがありますが、あくまで野生動物。かわいくても追いかけたり、触ったり、食べ物を与えたりするのは避け、距離を保って見守りましょう。
景色や社寺に夢中になっていると、突然すぐ近くに鹿がいることも。宮島らしい風景の一つとして、静かに楽しむのがおすすめです。
宮島の食べ歩きも、観光の楽しみの一つ

宮島を訪れたら、観光とあわせて楽しみたいのが食べ歩きです。定番のもみじ饅頭や揚げもみじ、あなごめしなど、宮島ならではのグルメがそろっています。
瀬戸内海の海の幸を味わえるかきも宮島の名物の一つ。焼きがきなど、できたてを味わえるお店もあり、景色を眺めながら食べ歩きを楽しむのも宮島観光の醍醐味です。
秋の宮島を楽しむなら「厳島神社+紅葉」で終わらせない
ここまで紹介した場所を全部回ろうとすると、かなり忙しくなります。
だからこそ、宮島では「何を見るか」をあらかじめ決めすぎないのもポイントです。
例えば、
厳島神社で建築と歴史を見る
↓
紅葉谷公園で紅葉を楽しむ
↓
ロープウェイで弥山方面へ
↓
戻ってきたら食べ歩き
↓
時間があれば水族館や五重塔周辺へ
というように、興味のある場所を組み合わせると、自分なりの宮島観光をつくれます。
宮島観光協会のモデルコースでも、厳島神社、大願寺、大聖院、紅葉谷公園、ロープウェイ、五重塔、千畳閣などを組み合わせた1日コースが紹介されています。
特に秋は、紅葉の状況や天候、ロープウェイの運行などによって予定を柔軟に変えられるようにしておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
厳島神社の紅葉はいつ頃が見頃ですか?
宮島観光協会では、紅葉谷公園の紅葉は例年11月中旬から下旬にかけて見頃になると案内しています。ただし、紅葉は気候によって変化するため、旅行日が近づいたら最新の紅葉情報を確認するのがおすすめです。
厳島神社と紅葉谷公園は一緒に観光できますか?
はい。紅葉谷公園は厳島神社から徒歩で向かえる距離にあります。宮島観光協会のモデルコースでも、厳島神社から大願寺、大聖院、紅葉谷公園、ロープウェイという流れが紹介されています。
紅葉の時期に宮島ロープウェイを利用する場合、予約は必要ですか?
日によって異なります。宮島ロープウェイでは、多客が見込まれる「特定日」に事前予約が必要になる場合があります。紅葉シーズンに訪れる場合は、旅行前に公式サイトの運行情報と予約対象日を確認してください。
厳島神社以外に見ておくと面白い場所はありますか?
五重塔や千畳閣、清盛神社、大元神社、大聖院などがあります。特に大元神社のように、厳島神社とは違った歴史や建築を持つ場所もあるため、時間に余裕があれば少し足を延ばしてみると宮島の印象が変わります。
宮島では何を食べればいいですか?
代表的なのは、あなごめし、牡蠣、もみじ饅頭などです。特に食べ歩きなら、さまざまな種類のもみじ饅頭や揚げもみじなどを少しずつ試してみるのもおすすめです。
まとめ|少し知ってから行くと、宮島はもっと面白い
厳島神社の魅力は、朱色の社殿や大鳥居の美しさだけではありません。
なぜ海の上に建っているのか。
なぜ背後に弥山があるのか。
なぜ平清盛がこの場所を深く信仰したのか。
そして、秋になると紅葉谷公園や弥山がどのように景色を変えるのか。
こうした背景を少し知ってから宮島を訪れると、普段なら通り過ぎてしまう回廊の床板や社殿の配置、山の景色まで気になってきます。
紅葉を目的に訪れる場合も、厳島神社だけで終わらず、紅葉谷公園、ロープウェイ、弥山、五重塔、千畳閣、水族館、食べ歩きなどを組み合わせれば、宮島で過ごす時間はさらに広がります。
「きれいだった」で終わらず、「なぜこんな景色になっているんだろう」と考えながら歩いてみる。
それが、秋の宮島を少し深く楽しむコツなのかもしれません。
建築やものづくりに興味があるなら、専門学校という選択肢も

宮島を歩いていて、厳島神社や五重塔、千畳閣などの建物そのものに興味を持った人もいるかもしれません。
「どうやってこんな建物をつくるのだろう」「昔の建築技術をもっと知りたい」「自分も建物をつくる側になってみたい」と感じたなら、建築を専門的に学ぶ進路も選択肢の一つです。
専門学校日本工科大学校では、建築・土木・造園などを扱う建設工学部があり、設計や製図だけでなく、施工や実習など、建物ができるまでの流れを専門的に学べます。専門学校で学ぶメリットは、興味のある分野を仕事につなげるために、必要な知識や技術を実践的に身につけやすいこと。建築を「見る側」から「つくる側」へ進みたい人にとって、進路を考えるきっかけにもなるでしょう。
学科・コースをチェックする
それぞれの学科で学べる内容や取得を目指せる資格、将来の仕事などをご紹介しています。
学科・コース一覧を見る
学校案内・資料を請求する
授業内容や資格、就職、学校生活など、日本工科大学校について詳しく知りたい方は資料請求をご利用ください。
資料請求はこちら
オープンキャンパスに参加する
「実際の授業を見てみたい」「学校の雰囲気を知りたい」という方は、オープンキャンパスへ!体験授業や校舎見学を通して、日本工科大学校の学びを実際に体験できます。
オープンキャンパスの詳細・お申し込みはこちら
:::
今回の記事では、2026年9月時点で確認できる宮島ロープウェイの予約情報も反映しています。特に紅葉シーズンは予約対象日が設定されるため、公開時に「最新情報は公式サイトを確認」としておくのが安全です。
必要であれば次に、この記事をさらに**「高校生が読んでも面白いWebコラム」寄りにして、冒頭のつかみ・見出し・トリビアをもう一段強くした版**にもできます。
-
学生投票でキャンパスの香りを決定!学生委員会OASISと取り組むキャンパスづくり 2026.08.20
-
【2026年改正】建築士の受験資格はどう変わる?学生・社会人別に解説! 2026.08.31






