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[神戸新聞掲載]留学生が防災を学ぶ。災害への備えと地域との助け合い

[神戸新聞掲載]留学生が防災を学ぶ。災害への備えと地域との助け合い

留学生が防災を学ぶ。災害への備えと地域との助け合い

日本工科大学校で学ぶ日本語学科の留学生を対象に、防災講座を実施しました。

日本で暮らす中では、地震や台風、豪雨など、さまざまな災害に備えておくことが大切です。特に、日本での生活を始めたばかりの留学生にとっては、災害が起きたときにどこへ避難すればよいのか、避難所ではどのように過ごすのか、普段から何を準備しておけばよいのかを知っておくことが安心につながります。

今回の講座では、災害時の避難所での過ごし方やハザードマップの見方、食品や日用品の備蓄方法などについて学びました。

また、段ボールベッドの組み立てを実際に体験したほか、地域の自治会の方々との交流も行いました。

防災について知識を身につけるだけでなく、地域の方々と顔を合わせ、災害時に助け合う「共助」の大切さについて考える機会となりました。

2026年10月7日(水)神戸新聞に掲載されました!

まずは自分の身を守る。災害時の避難について学ぶ

講座では、災害が発生したときにどのように行動すればよいのか、避難所ではどのように過ごすのかについて学びました。

日本では、地震だけでなく、台風や大雨による水害などにも注意が必要です。自分が暮らしている地域にどのような災害の危険があるのかを事前に知っておくことは、いざというときの行動を考えるうえで重要です。

そこで紹介されたのが、災害の危険な場所や避難場所などを確認できるハザードマップです。

学生たちはハザードマップを確認しながら、学校周辺や生活する地域でどのような災害が起こる可能性があるのかを学びました。

普段何気なく歩いている道でも、大雨が降ったときには状況が変わることがあります。

「災害が起きてから考える」のではなく、「災害が起きる前に知っておく」。

今回の講座は、日頃から地域の特徴や避難場所を確認しておくことの大切さを知る機会となりました。

日頃からできる災害への備え。備蓄とローリングストック

災害への備えとして、食品や日用品を普段から少し多めに用意しておくことについても学びました。

災害が発生すると、すぐに買い物へ行けるとは限りません。電気や水道などのライフラインが使えなくなったり、店舗の商品が不足したりする可能性もあります。

そのため、普段から必要なものを少しずつ備えておくことが大切です。

講座では「ローリングストック」という備蓄方法も紹介されました。

ローリングストックとは、普段から使用する食品や日用品を少し多めに購入しておき、古いものから使い、使った分を新しく買い足していく方法です。

特別な防災用品だけを用意するのではなく、日常生活の中で無理なく備蓄を続けられることがポイントです。

留学生にとっても、普段から食べている食品や生活に必要な日用品を意識して備えておくことは、日本で安心して暮らすための大切な準備の一つです。

防災というと、特別な準備が必要だと考えてしまうかもしれません。

しかし、普段の買い物や生活の中から始められることもあります。

今回の講座を通して、学生たちは「もしものために、普段からできること」を具体的に考えました。

実際に体験。段ボールベッドを組み立てる

防災講座では、知識を学ぶだけでなく、避難所で使用される段ボールベッドの組み立ても体験しました。

災害が発生し、多くの人が避難所で生活することになった場合、限られたスペースの中で多くの人が過ごすことになります。

段ボールベッドは、避難所での生活環境を整えるために活用されるものの一つです。

学生たちは実際に段ボールベッドを組み立てながら、避難所での生活を具体的にイメージしました。

説明を聞くだけではなく、自分たちの手を動かして体験することで、防災をより身近なものとして考えることができます。

また、複数の学生が協力して作業することで、災害時には一人だけでなく、周囲の人と協力することが重要であることも実感しました。

防災には、知識だけでなく、実際に行動できる力も必要です。

今回の体験は、学生たちが避難所で必要となるものや、そこでの生活について考えるきっかけとなりました。

地域の方との交流から学ぶ「共助」

今回の防災講座では、学校がある兼田地域の自治会の方々にもご参加いただきました。

災害が起きたとき、地域の中で生活する人たちが互いに協力することは欠かせません。避難所では、食料の配布や清掃など、さまざまなことを協力して行う必要があります。

そのためには、災害が起きてから初めて顔を合わせるのではなく、普段から地域の人とコミュニケーションを取っておくことが大切です。

学生たちは自治会の方々と交流しながら、地域の中で助け合うことの大切さについて学びました。

留学生にとって、日本の地域社会や自治会との関わり方を知ることは、防災という面だけでなく、日本で生活するうえでも大切な経験です。

災害時には、言葉や文化の違いを越えて協力しなければならない場面もあります。

普段から地域の方と交流し、お互いのことを知っておくことで、いざというときにも声を掛け合いやすくなります。

今回の交流は、学生たちにとって「地域の一員として防災を考える」きっかけとなりました。

留学生も地域の一員として防災を考える

日本で暮らす一人ひとりが災害に備え、自分自身の身を守ることが大切です。同時に、災害時には周囲の人と協力し、支え合うことも必要になります。

今回の講座を通して、学生たちは避難方法や備蓄について学ぶだけでなく、避難所で周囲の人と協力することの大切さについても考えました。

講座を受けた本校学生は「避難所はお互いに協力しないといけないと分かった」と話しました。

また、「小さな子どもがいる人などには声をかけ、安心させてあげたい」と、災害時に周囲の人を気遣う思いも語りました。

防災というと、自分の身を守るための備えに目が向きがちです。しかし、避難所などで多くの人が一緒に過ごすことになれば、周囲の人と協力することも大切になります。

今回の講座は、学生たちが「自分を守る」だけでなく、「周りの人を支える」という視点から防災を考える機会にもなりました。

留学生にとって、日本の防災や地域社会について知ることは、日本で安心して生活していくための大切な学びの一つです。

日本工科大学校では、専門分野の知識や技術だけでなく、日本で生活する学生たちが社会の中で安心して暮らし、周囲の人と関わりながら成長できる学びも大切にしています。

防災を通じて広がる地域とのつながり

今回の防災講座を通して、学生たちは災害への備えについて具体的に学びました。

ハザードマップを確認すること。
食品や日用品を普段から備えておくこと。
ローリングストックを活用して、無理なく備蓄を続けること。
避難所での生活を想定し、必要なことを知っておくこと。

そして、地域の方々と日頃からコミュニケーションを取っておくこと。

一つひとつは特別なことではありません。しかし、こうした日頃の備えが、災害が起きたときの安心につながります。

また、防災をきっかけに地域の方々と交流することで、学校の中だけでは得られない学びも生まれます。

留学生にとっては、日本の防災や地域社会について知る機会となり、地域の方々にとっても、外国から来た学生たちを知るきっかけになります。

防災は、自分の身を守るための知識であると同時に、人と人とのつながりを考える機会でもあります。

日本工科大学校では、これからも学生たちがさまざまな経験を通して学び、日本での生活や将来の社会生活につながる力を身につけられる環境づくりを進めてまいります。

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企画・編集:日本工科大学校 広報チーム
本記事は、日本工科大学校が運営する情報発信コンテンツとして制作しています。
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掲載内容は公開時点の情報に基づいており、内容の変更や最新情報に応じて更新する場合があります。