[神戸新聞掲載]留学生が母国料理を紹介|食を通じて広がる国際交流
留学生が母国料理を紹介。食を通じて広がる国際交流
日本工科大学校で学ぶ留学生が、神戸新聞の連載企画「ワールド・ディッシュ」に登場しました。
今回取材を受けたのは、モンゴル、カメルーン、イタリア出身の留学生たち。それぞれが母国で親しまれている料理を調理しながら、故郷の文化や思い出、日本での留学生活について紹介しました。
料理には、その国の文化や歴史、家族との思い出が詰まっています。学生たちは母国の味を再現しながら、自分たちのルーツや文化の魅力を伝えました。
モンゴルの家庭料理「ツイワン」

モンゴル出身の学生が紹介したのは、モンゴルの定番家庭料理「ツイワン」です。
ツイワンは、小麦粉から作った麺と牛肉、ジャガイモなどを使った料理で、モンゴルの家庭では日常的に親しまれています。シンプルな味付けながら素材のうまみが感じられる一品で、多くの家庭で食卓に並びます。
日本での生活の中でも、時折故郷の味が恋しくなることがあります。自ら調理しながら、モンゴルでの暮らしや家族との思い出について語る姿が印象的でした。
カメルーンの伝統料理「オコック」と「クスクス」

カメルーン出身の学生は、「オコック」と「クスクス」を紹介しました。
オコックは葉野菜をじっくり煮込んだ伝統料理で、クスクスはキャッサバ粉を使って作られます。クスクスをちぎりながらオコックにつけて食べるのが一般的なスタイルです。
使用する食材の中には日本では入手が難しいものもあり、母国から持参した材料を活用して故郷の味を再現しました。
普段なかなか触れることのないアフリカの食文化に、周囲の学生たちも興味深く耳を傾けていました。
イタリアの定番料理「ラザニア」と「ティラミス」

イタリア出身の学生は、世界的にも有名な「ラザニア」と「ティラミス」を披露しました。
休日には自炊を楽しむことも多く、今回のティラミスは家族から教わったレシピを参考に作られたそうです。
日本で学びながらも母国の文化や食習慣を大切にしている様子が伝わり、料理には故郷への思いが込められていました。
料理がつなぐ異文化交流

今回紹介された料理は、国も地域も異なります。しかし、そこに共通していたのは「大切な人と食卓を囲む文化」でした。
料理の作り方や食べ方、どのような場面で食べられているのかを説明する中で、自然と会話が生まれます。
「これはどんな味?」
「どんな時に食べるの?」
「家族もよく作るの?」
そんなやり取りを通じて、学生たちはお互いの文化や価値観への理解を深めていきました。
言葉だけでは伝わりにくい文化の違いも、食を通じて共有することで距離が縮まります。料理は異文化理解のきっかけとなり、人と人をつなぐ大切なコミュニケーションツールであることを改めて感じる機会となりました。
多様な文化が共存する学びの環境

日本工科大学校には、現在15の国と地域から留学生が集い、ともに学んでいます。
文化や生活習慣、宗教、価値観など、それぞれ異なる背景を持つ学生たちが同じキャンパスで交流しながら、お互いの文化への理解を深めています。
学校生活や寮生活を通じて日常的にコミュニケーションを重ねることで、学生たちは異文化への理解を深め、国際的な視野を広げています。
日本工科大学校では今後も、多様な文化を持つ学生同士が学び合い、互いを理解しながら成長できる環境づくりを進めてまいります。
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