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【学生インタビュー】内定企業でのインターンシップ研修レポート

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一級自動車工学科 ― 未来の整備士として羽ばたく学生たち

自動車業界は今、大きな転換期を迎えています。電気自動車(EV)や自動運転技術の進展により、整備士に求められる知識と技術も高度化しています。
特に「一級自動車整備士」は、2029年4月より自動運転車の検査ができる唯一の資格として位置づけられ、企業内での昇進にも関わる重要な資格です。

本校の一級自動車工学科では、こうした時代の変化に対応できる人材育成を目的に、多様なメーカーの実習車を使い、各メーカー車の特徴や最新技術を実践的に学びます。また、トヨタや日産をはじめとする各メーカーのディーラー研修を通じ、メーカーごとの個性にも触れます。
そして4年次には、内定先企業でのインターンシップ研修を実施。実際の現場で働くことで、学校で学んだ理論と現場の実務を結びつけ、社会人としての第一歩を踏み出します。

現場で活躍中の学生に聞きました

現在、内定先でインターンシップ研修を行っている4年生たちは、整備士としての自覚を深めながら、現場で貴重な経験を積んでいます。
今回は、兵庫トヨタ自動車株式会社と兵庫日産自動車株式会社で研修中の2名の学生に、現場での経験や感じたことを伺いました。
インタビューでは、日々の業務や現場の雰囲気、後輩へのアドバイスなど、リアルな声をお届けします。

兵庫トヨタ自動車(株)内定 Mさん(4年)


― インターンシップでは、どのような業務を経験しましたか?
車検や12か月点検の補助作業、空気圧の測定などを通じて、お客様の車に直接触れる機会が多くありました。現場の一員として整備に関わることができ、とても貴重な経験になりました。

― 現場で印象に残ったことは?
最初は「現場は少し堅い雰囲気なのかな」と思っていましたが、実際に研修に行ってみると、先輩方がとても優しく、分からないことも丁寧に教えてくださいました。インターンシップを通じて、入社後も安心して働ける環境だと感じました。

― 就職活動で意識したことはありますか?
なるべく多くの企業説明会に参加し、自分の希望条件や働きたい環境を明確にするようにしました。その結果、自分に合った企業を見つけ、納得のいく就職先を選ぶことができました。

― インターンシップを通じて後輩にアドバイスしたいことは?
現場での作業内容は、学校で学んだこととつながっている部分が多いと感じました。ただ、現場では一つひとつの作業の意味を理解していないとスムーズに動けないこともあります。学校の授業で出てくる知識や作業は、必ず現場で活かせるので、普段の授業を大切にしてほしいです。

兵庫日産自動車(株)内定 Sさん(4年)


― インターンシップでは、どのような業務を経験しましたか?
点検作業の補助をしたり、故障車の修理作業を見学したりして、現場の整備士の技術を間近で学びました。学校では見られない実際の修理工程を見ることで、多くの発見がありました。

― 学校と現場の違いは何ですか?
現場ではお客様が作業の完了を待っておられるので、スピードと正確さの両方が求められます。学校では自分のペースで学べますが、現場ではお客様を意識して動く必要があり、その責任感の違いを強く感じました。

― 将来、この会社でどんな整備士になりたいですか?
兵庫日産の整備士の方々は、作業も早く正確で、自分が理想とする整備士像に近い方ばかりです。私も少しでもその姿に近づけるよう、日々努力していきたいです。

― インターンシップを通じて後輩にアドバイスしたいことは?
学校で学ぶ内容は、現場でも確実に活きてくると感じました。実習で難しいと思う内容も、現場では必要な知識として役立つことが多いです。ですから、今の学びを大切にしながら、自信を持って現場に出てほしいです。

それぞれの道で、成長する力を。

本校の学生たちは、学内での確かな技術習得と、インターンシップでの実践経験を通して、社会に通用する「一級自動車整備士」への道を歩んでいます。
卒業後は、トヨタ系・日産系・ホンダ系・マツダ系・スバル系・スズキ系・三菱系・ダイハツ系などの国内主要メーカーをはじめ、外車ディーラー・二輪メーカー・鈑金塗装工場・開発研究機関・トラック・バス整備会社など、幅広い分野で活躍しています。
それぞれの現場で、自動車技術の最前線を支え、地域社会やモビリティの未来に貢献する整備士として成長を続けています。

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