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基本情報技術者試験とは?合格率・将来性・取得メリットを徹底解説

基本情報技術者試験とは?合格率・将来性・取得メリットを徹底解説

●結論
基本情報技術者試験は、ITエンジニアとして必要な基礎知識とスキルを証明できる国家試験です。AIやDXが進む現代においても評価が高く、就職や進学、キャリア形成に役立つ資格として多くの企業や教育機関から認知されています。

●この記事でわかること
・基本情報技術者試験の概要と試験内容
・難易度・合格率・勉強時間の目安
・取得するメリットと将来性
・ITパスポートや応用情報との違い
・高校生におすすめできる理由

●要点まとめ
・IT分野の代表的な国家資格
・受験資格はなく初心者や高校生も受験可能
・合格率は概ね40%前後
・就職活動でIT基礎力の証明になる
・AI・DX時代でも需要が高い資格の一つ

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験(FE:Fundamental Information Technology Engineer Examination)は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験です。

情報処理技術者試験の中ではレベル2に位置付けられており、ITエンジニアとして必要な基礎知識や技能を証明できる資格として広く認知されています。

近年はAIやDXの普及によって、多くの企業でIT人材の需要が高まっています。そのため、基本情報技術者試験はIT業界を目指す人だけでなく、一般企業で活躍したい人にとっても価値のある資格となっています。

受験資格に制限はなく、高校生・大学生・社会人など誰でも受験できます。そのため、IT業界への最初の一歩として選ばれることが多い国家資格です。

基本情報技術者試験の概要

基本情報技術者試験は、IT人材として必要な知識と実践力を総合的に評価する試験です。

項目 内容
試験名 基本情報技術者試験(FE)
実施機関 IPA(情報処理推進機構)
資格区分 国家資格
受験資格 制限なし
受験方式 CBT方式
受験料 7,500円(税込)
試験構成 科目A・科目B

2023年からCBT方式へ移行したことで、全国のテストセンターで年間を通して受験できるようになりました。

従来の年2回試験と比べて受験しやすくなり、自分の学習進度に合わせて受験計画を立てられる点が大きな特徴です。

試験内容と出題範囲

基本情報技術者試験は「科目A」と「科目B」の2つで構成されています。

科目A

科目Aでは主にITに関する基礎知識が問われます。

  • コンピュータの仕組み
  • ネットワーク
  • データベース
  • 情報セキュリティ
  • システム開発
  • プロジェクト管理
  • 企業経営と戦略

IT技術だけでなく、マネジメントや経営に関する知識も出題されるため、幅広い理解が求められます。

科目B

科目Bでは実践的な思考力や問題解決能力が問われます。

  • アルゴリズム
  • 擬似言語
  • プログラム読解
  • 情報セキュリティ

特にアルゴリズム問題は、多くの受験者が苦戦する分野です。

単純な暗記では対応できず、プログラムがどのように動作するかを理解しながら解答する必要があります。

基本情報技術者試験の難易度

基本情報技術者試験は、IT系資格の中では中級レベルに位置付けられています。

ITパスポートよりも難しく、応用情報技術者試験よりは易しいと考えるとイメージしやすいでしょう。

資格名 難易度
ITパスポート 初級
基本情報技術者 中級
応用情報技術者 上級

特に科目Bでは論理的思考力が求められるため、初学者にとってはここが最大の壁になります。

ただし、しっかりと学習時間を確保し、継続的に問題演習を行えば十分に合格を目指せる試験です。

合格率はどれくらい?

基本情報技術者試験の合格率は近年およそ40%前後で推移しています。

受験者の半数以上が不合格になる試験であり、決して簡単な資格ではありません。

しかし国家資格としては極端に難しい試験ではなく、学習した人が適切に努力すれば合格できるレベルに設定されています。

また、CBT方式導入後は試験内容が一部変更されたことで合格率にも変動が見られますが、現在もIT分野の代表的な国家資格として高い評価を維持しています。

合格までに必要な勉強時間

必要な勉強時間はIT経験の有無によって異なります。

学習経験 勉強時間の目安
IT未経験者 200〜300時間
ITパスポート取得者 100〜200時間
情報系学生 50〜150時間

高校生や初心者の場合は、3〜6か月程度かけて学習を進めるケースが一般的です。

毎日1〜2時間の学習を継続できれば十分に合格を狙えます。

基本情報技術者試験を取得するメリット

基本情報技術者試験を取得することで、さまざまなメリットがあります。

IT知識を客観的に証明できる

国家資格であるため、基礎的なIT知識を持っていることを客観的に証明できます。

特に未経験からIT業界を目指す人にとっては大きな強みになります。

就職活動でアピールできる

企業は応募者の学習意欲や基礎知識を重視しています。

基本情報技術者試験を取得していることで、自主的に学習した実績を示せます。

上位資格へのステップアップになる

応用情報技術者試験や情報処理安全確保支援士など、より高度な資格への土台になります。

実務に役立つ知識が身につく

試験勉強を通じて、ネットワークやセキュリティ、プログラミングなど実務でも重要な知識を学べます。

活かせる仕事

基本情報技術者試験で学ぶ内容は、多くのIT職種で活用できます。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • Webエンジニア
  • AIエンジニア
  • データサイエンティスト
  • インフラエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • 社内SE

資格取得だけで仕事ができるようになるわけではありませんが、業界に入るための基礎知識として高く評価されています。

AI時代でも価値はある?

生成AIが急速に普及した現在でも、基本情報技術者試験の価値は失われていません。

AIを活用するためには、

  • プログラムの仕組み
  • ネットワーク
  • データベース
  • 情報セキュリティ

といった基礎知識が必要です。

実際の現場では、AIを使う側にもITの基礎理解が求められます。

そのため、基本情報技術者試験で学ぶ内容は今後も重要であり続けると考えられています。

ITパスポートとの違い

ITパスポートと基本情報技術者試験は混同されがちですが、目的が異なります。

項目 ITパスポート 基本情報技術者
対象者 IT利用者 IT技術者
難易度 初級 中級
アルゴリズム ほぼ出題なし 出題あり
プログラミング 基礎レベル 実践レベル

将来的にエンジニアを目指すなら、基本情報技術者試験の取得がおすすめです。

関連記事:ITパスポート難易度は?初心者でも挑戦できる?解説します。

高校生にもおすすめできる資格

基本情報技術者試験は高校生にもおすすめです。

資格取得を通じてITの基礎を学べるだけでなく、進学や就職活動でアピール材料になります。

また、高校生のうちから取得しておくことで、大学や専門学校へ進学した後の学習がスムーズになります。

IT分野に興味があるなら、早い段階から挑戦する価値は十分にあります。

独学・大学・専門学校どれが良い?

学習方法にはそれぞれ特徴があります。

学習方法 特徴
独学 費用を抑えられる
大学 理論を深く学べる
専門学校 資格対策と実践学習を両立しやすい

独学でも合格は可能ですが、プログラミングやシステム開発を実践的に学びたい場合は専門学校や大学の学習環境が役立ちます。

将来性と今後の需要

企業のDX推進やAI活用が進む中で、IT人材不足は今後も続くと予想されています。

そのため、基本情報技術者試験のような基礎力を証明できる資格の価値は今後も高い状態が続くでしょう。

AIが発展しても、その仕組みを理解し活用できる人材は必要です。

基本情報技術者試験で学ぶ知識は、将来どのIT分野に進む場合でも役立つ土台になります。

まとめ

基本情報技術者試験は、IT業界を目指す人にとって代表的な国家資格です。

  • IT人材としての基礎力を証明できる
  • 受験資格がなく高校生も挑戦できる
  • 合格率はおよそ40%前後
  • 就職や進学で評価されやすい
  • AI時代でも重要な知識を身につけられる

これからIT業界を目指す方や、将来の進路選択に悩んでいる高校生にとって、基本情報技術者試験は大きな一歩となる資格です。

資格取得をゴールにせず、その先のキャリアや学びにつなげることで、さらに大きな価値を得られるでしょう。

よくある質問(FAQ)

基本情報技術者試験はIT未経験でも合格できますか?

はい、可能です。
実際に毎年多くの未経験者や高校生、大学生が合格しています。ただし、アルゴリズムや情報セキュリティなど専門的な内容も出題されるため、計画的な学習が重要です。

ITパスポートとどちらを先に受験すべきですか?

ITの学習がまったく初めての場合は、ITパスポートから学習を始める方法もあります。
一方で、将来的にエンジニアやプログラマーを目指す場合は、最初から基本情報技術者試験に挑戦する人も少なくありません。

プログラミング経験がなくても受験できますか?

受験できます。
ただし、科目Bではアルゴリズムやプログラムの読解問題が出題されるため、簡単なプログラミング学習を並行して行うと理解しやすくなります。

高校生でも取得するメリットはありますか?

あります。
IT分野への興味や学習意欲を証明できるため、進学や就職活動の際のアピール材料になります。また、大学や専門学校で学ぶ内容の理解にも役立ちます。

取得したら就職に有利になりますか?

資格だけで就職が決まるわけではありませんが、ITの基礎知識を持っていることを客観的に証明できます。
特に未経験からIT業界を目指す場合や新卒採用では、評価されることが多い資格です。

IT業界を目指すなら、資格取得と実践力を両方身につけよう

基本情報技術者試験は、ITエンジニアとして必要な基礎知識を証明できる国家資格です。

しかし、実際の現場では資格だけでなく、プログラミングやシステム開発などの実践的なスキルも求められます。

そのため、資格取得と並行して実際に手を動かしながら学ぶことが大切です。

日本工科大学校AI・ロボット工学科では、基本情報技術者試験をはじめとした資格取得支援に加え、プログラミング、AI、ロボット開発などの実践的な学習環境を整えています。

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そんな方は、ぜひ日本工科大学校の学びも参考にしてみてください。

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企画・編集:日本工科大学校 広報チーム
本記事は、日本工科大学校が運営する情報発信コンテンツとして制作しています。
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