システムエンジニアと聞くと「理系出身の頭がいい人達」というイメージがあります。
「ちょっと興味はあるけど、なんの知識もないし未経験からシステムエンジニアになるのは難しいのでは？」と思い、あきらめていませんか？
ＳＥになるためには、学歴も資格も必要ありません。
この記事では、ＳＥになる方法とＳＥについての知識が学べる学校を紹介します。

未経験からシステムエンジニアになる方法

未経験といってもＩＴやプログラミングの知識の幅があるため一概には言えませんが、ＳＥになるための方法を3つあげました。
将来どんなジャンルの仕事したいのかを具体的にイメージすると、就職活動や勉強の的をしぼれるため効率的に行動できるでしょう。

①未経験者を積極的に採用する企業に応募する

未経験者でも雇ってくれる企業はたくさんあります。
2021年3月現在、求人サイト「インディード」でＳＥの求人件数をみると62,809件ヒットします。その中で未経験者の求人数は19,298件です。つまり3社に1社の割合で、未経験でも採用している企業があるとわかりますね。未経験の人材を求めている企業は、スキルを持っている人ではなく、「自分の会社の雰囲気にあった人」や「育てたら伸びそうなひと」をほしがっています。企業と相性が良ければ、すぐに採用が決まる！ということもあるので積極的に応募しましょう。

②経験をつんでから就職する

SEの収入は割と高収入と言われていますが、未経験となると月収20万をきることもざらにあります。少しでもよい条件の会社に就きたいと考えるなら、実績をつんでおくのも給料交渉につながります。
では「どこで実績をつんだらいいの？」と思いますよね。
副業アプリの「クラウドワークス」や「ランサーズ」に登録して、実際にクライアントから仕事を受注してみましょう。仕事が完了すると報酬が支払われ、実績もつめるため一石二鳥です。ある程度経験をつむと自信になるのでぜひ活用してみましょう。

③資格を取得してから就職する

資格取得は自分のスキルの証明にもなるため、未経験者の人にはぜひ積極的に挑戦してみましょう。参考書や動画などがたくさん発行されているため、独学でも挫折せずに続けられます。また資格試験日が決まっているため、勉強のペースもつくれるでしょう。レベル別におすすめ資格はこちらです。
・ITパスポート（難易度：低）
・基本情報処理技術者試験（難易度：中）
ITパスポートがあると就職にも有利になるため、取得してから仕事に応募するのもありです。

システムエンジニアを目指せる学校

冒頭から延々、未経験からでもなれます！と書いてきましたが、やはり学校へ行って勉強してから仕事に就くほうがいいと考えます。
なぜなら、仕事についていけなくて辛い経験をしている方も少なくないからです。
SEの仕事は多岐にわたり、プログラミングが必要な業務もあれば、営業仕事もあります。就業時間外でも自己学習が必要になるため、働き始めはかなりきついと思います。
なので学校へ通って勉強するのをおすすめします。

学校に通う

大学・短大・専門学校でSEになるための知識が学べる学科の例として、以下のとおりです。
・経営情報学部
・システム情報学科
・総合情報学科
・情報通信学部
これ以外にもたくさんの学科がありますが、選ぶべきポイントは「自分が将来どんな企業で働きたいか」という点です。

おすすめの学校

いくつか主観でおすすめ大学を紹介したいと思います。

学校に通うメリット

学校で学べるのはＩＴやプログラミング知識だけではありません。
学校で得られるメリットは以下の点でメリットとして挙げられます。
・学校生活で人と交流しコミュニケーション能力が身につく
・学歴があるため就職に有利
・一般教養も学べる
ＳＥに必要なスキルとして論理的思考とプログラミングの知識以外に、コミュニケーションとマネジメント能力があげられます。
顧客がどんなシステムを欲しているかの聞き出しや、提供したサービスに不具合がないか販売後のサポートも仕事もあります。
対人スキルを磨く場所としても学校に行くのもありです。

最後に

未経験からＳＥになるには努力が必要です。しかし頑張れば必ずなれる職業なので、こつこつ勉強していきましょう。

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