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自動車整備士の年収

自動車整備士って儲かるの?

自動車整備士の年収

自動車整備士は大手企業で活躍していたり、一級になると難易度も高かったりと、収入が高いイメージがあるのではないでしょうか。
一方で中小で働く自動車整備士は他業界に比べて収入が少ないという声もあります。
自動車業界では今慢性的に人手不足でもあり、就職先は非常に多いとされていますが、その実収入面はどうなっているのでしょうか。

自動車整備士の平均年収

厚生労働省による賃金構造基本統計調査によると、自動車整備士として働く人全体の年収は推定400~450万円ほどとなるようです。
日本全国の労働者の平均年収が420万円、極端な例を除いた中央値が380万円ほどとされているため、平均よりは少し上と言えます。

また自動車整備士は比較的男性が多く、仕事も長く続ける方も多いことから、年齢分布としては30~40代の方が多く、平均年収についても30代のベテラン世代のものとなります。
そこからさらにキャリアを積むことで年収は上がっていきます。

勤務先も年収には大きく関わっていて、小規模な整備工場よりも大手企業のディーラーとして働く方が収入が大きくなる傾向にあります。
中には1,000万円以上を稼ぐ自動車整備士もいますが、やはり経験年数が15年や20年以上のベテランとなるようです。

年収を上げるには?

経験年数を積み重ねるのが確実な道ですが、自動車整備士として年収を上げるには他にもポイントがいくつかあります。
まず何よりも国家資格を取得することです。
自動車整備士の業務は一部であれば資格が無くても行うことができます。
しかし国家資格を取得していれば業務範囲が広がることで人材としての価値も上がり、収入アップに繋がります。
また勤務先によっては福利厚生で資格手当がつくこともあり、二級自動車整備士、一級自動車整備士でそれぞれ給与に加算される場合があります。

他には作業者としてだけではなくチームを管理する立場を目指すことで昇格を目指すことや、大手や輸入車を取り扱うディーラーの方が給与が高くなる傾向があるため、転職を目指すのも一つの手です。
簡単な道ではありませんが、整備士としての実力を身につければ独立して整備工場を持つことも可能です。
またその場合は経営者となるため、収入は上がります。
しかし準備にかかる金額や人員の確保、取引先の拡大などコストが非常にかかるため、十分に経験を積み、下調べと準備を入念に行う必要があります。

自動車整備士の需要は非常に高い

冒頭でも触れましたが、今自動車整備士は人手不足のため非常に需要の高い職種です。
さらに今自動車業界は技術革新が目覚ましく、ハイブリッド車や電気自動車を始め、AIによる自動運転システム等も開発が進んでいます。
そうした最先端技術に対応していくには常に勉強が必要となりますが、対応可能な自動車整備士は常に求められる時代になってくるでしょう。
この先何十年何百年先までは「車」という形かは分かりませんが、移動を目的とした機械の整備という分類ではまず間違いなく無くならない仕事です。
求められる知識や技術は年々変化していきますが、そうした変化に対応できる自動車整備士を目指し、基礎から盤石な信頼できる自動車整備士を目指しましょう。

自動車学部の学科紹介

学科・コース名 概要 目指せる職種 目指せる資格
一級自動車工学科
電気自動車、水素自動車などの次世代自動車の最先端の技術と一級整備士を取得します

一級自動車整備士
自動車検査員
セールスエンジニア 他

一級小型自動車整備士
販売士二級
低圧電気取扱者講習 他
自動車工学科
車を教材にして、自動車整備の基本技術を学び二級整備士を取得する学科

自動車整備士
二輪自動車整備士
自動車検査員 他

二級ガソリン自動車整備士
二級ジーゼル自動車整備士
二級2輪自動車整備士 他
車体工学科
兵庫県下で唯一の鈑金・塗装技術と車体整備士の資格を取得

自動車車体整備士
レストア技術者
自動車整備士 他

車体整備士
有機溶剤作業主任者
中古自動車査定士 他