オープンキャンパスは体験型!

ITパスポート難易度は?初心者でも挑戦できる?解説します。

ITパスポート難易度は?初心者でも挑戦できる?解説します。

IT系の仕事に就職する際には、さまざまな資格の取得が検討されます。その1つに「ITパスポート」があり、資格取得によって将来の就職・転職に良い影響を与える可能性があるでしょう。

近年は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が加速し、IT系・非IT系を問わずITリテラシーが求められる時代となっています。ITパスポートへの注目はますます高まっており、2023年度の応募者数は過去最多の約30万人、累計応募者数は200万人を突破しました。

本記事ではITパスポートの概要と、試験難易度について解説します。これからITパスポートの資格試験に臨む予定があるのなら、ぜひ参考にしてみてください。

ITパスポートとは

ITパスポートとは、ITにおける「基礎的な知識」の証明が可能となる国家試験です。ITの能力はさまざまな職業・業界に欠かせないものとなり、高い知識を持つ人材を優先して確保する企業が増えています。ITパスポートはその1つの指標となり、企業が採用を決めるきっかけになり得る資格です。今後IT系の仕事をする予定がある、ITの知識を活かして就職・転職をしたいといった人には、ITパスポートが有益な資格の1つとなります。

理系だけでなく、文系にもITリテラシーが求められる時代となっているため、ITパスポートが役立つシーンは多いです。ITにおける基本知識を持つ証明ができれば、文系でもIT系の仕事を務められる可能性があります。また、ニトリや大林組など大手企業が社員にITパスポートの取得を推奨するケースも増えており、資格手当や受験料補助を設ける企業も見られます。多くの人にIT系の職業に就くチャンスを与えられることから、ITパスポートへの注目は高まっています。

ITパスポートの優位性

ITパスポートは他のIT系資格と比較して、知名度が高いという特徴があります。多くの学校や会社で資格取得が推奨され、初心者でも挑戦しやすい点から、多くの取得者が存在します。企業の採用担当者でもITパスポートを知っているケースは多いため、資格取得によってIT系の能力を証明しやすい点が特徴です。

その他のIT系資格でも知識・技術の証明は可能ですが、採用担当者次第ではその価値に気づいてもらえない可能性も懸念されます。その点ITパスポートなら知名度が高いため、他の資格と比較して分かりやすくその魅力を伝えられます。ITパスポートを取得した後は、情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験へとステップアップするキャリアパスもあります。

ITパスポートの試験概要

ITパスポート取得するには、事前に試験の概要を把握しておくことが重要です。以下では、ITパスポートの試験における基本を紹介します。

ITパスポートの試験形式

ITパスポートは試験会場でパソコンを使って解答する、CBT(Computer Based Testing)方式を採用しています。試験は全国47都道府県で実施されていて、こちらから開催地と状況を確認できます。

試験の時間帯は会場によって異なりますが、基本的に午前・午後・夕方の3パターンで実施されます。試験時間は120分となり、試験の開催時間内であれば遅刻を理由とした入室制限はありません。合わせて、試験時間途中で解答が全て終了していれば、自分のタイミングで退室が可能です。

試験を受ける流れ

ITパスポートの試験を受けるには、以下の流れが基本となります。

  1. ・「受験申込み」ページで「初めて受験する方はこちら」を選択
  2. ・「利用者ID登録」を行い、使用可能なメールアドレスを入力する
  3. ・入力したメールアドレスに「利用者ID 仮パスワード」が記載されたメールが送信される
  4. ・仮パスワードの発行後2時間以内に利用者情報を登録する
  5. ・本パスワードの発行と個人情報の入力を行う
  6. ・利用者メニュー画面で「受験申込」をクリックし、「試験会場」「試験日」「受験手数料の支払い方法」を選択する
  7. ・受験手数料の支払い後、「確認票」をダウンロードする
    →確認票は印刷して試験会場に持参する必要があります。印刷ができない場合には、「受験番号」「利用者ID」「確認コード」を控えた上で受験に臨む必要があります。
  8. ・会場の受付で「確認票」と顔写真付きの本人確認書類を提示する
  9. ・試験のパソコンに受験番号、利用者ID、確認コードを入力してログインし、同意事項を確認して「同意する」を選択する
  10. ・ITパスポート試験を受験する

以上の流れが、ITパスポートの受験までの流れです。まずは受験の申込みを行い、試験日や会場を決定します。受験手数料は税込で7,500円となり、支払い方法にはクレジットカードやコンビニ払いがあります。

ITパスポートの試験の結果は、受験終了後にその場で確認できます。合格した場合、受験月の翌々月中旬に合格証書が発送されます。

ITパスポートの試験難易度

Tパスポートの試験は、初心者向けであることから比較的難易度が低めと言われています。2024年度(2024年4月〜2025年1月累計)の全体合格率は49.8%で、例年50%前後で安定推移しています。国家試験の中では合格率が高い部類であり、情報処理技術者試験区分の中では最も入門的な「レベル1」に位置づけられています。

属性別に見ると、社会人の合格率は52.6%、学生では大学院生67.8%、大学生46.3%、専門学校生23.9%、高校生24.6%となっています。社会人の合格率が高いのは、ビジネス・経営に関する問題が出題されるためで、実務経験が活かされやすい傾向があります。一方で学生でもしっかりと対策を取れば十分に合格を狙える試験です。

試験難易度が高くないといっても、対策なしで合格できるほど簡単ではないため、受験勉強に時間をかける必要があります。IT知識がない初心者の場合、合格に必要な勉強時間の目安は180時間程度、基礎知識がある場合は100時間程度とされています。

ITパスポートの試験範囲について

ITパスポートの試験範囲は、ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3つの領域があります。

ストラテジ系では、「企業と法務」「経営戦略」「システム戦略」といったビジネス関係の知識が試されます。マネジメント系では、「開発技術」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」などのシステム開発やプロジェクト管理の手法が確認されます。テクノロジ系では、「基礎理論」「コンピュータシステム」「技術要素」といった、ネットワークやセキュリティなど一般的なIT技術の知識が範囲となります。

なお、試験のシラバス(出題範囲)は定期的に改訂されています。2024年4月からは生成AIの仕組み・活用例・留意事項に関する問題が追加され(シラバスVer.6.2)、2024年10月からはDX推進に必要な知識(データ活用、AI活用など)やインボイス制度・GXなど時事的なキーワードがさらに追加されています(Ver.6.3以降)。最新のシラバスに対応した参考書を使って学習することが大切です。

ITパスポートに合格するには、この3つの領域を満遍なく学習する必要があります。ビジネス関係の知識が範囲になっていることから、学生よりも社会人の方が合格しやすいという感想も多いです。しかし、ITパスポートで出題される範囲は学生でも十分に勉強できる内容であるため、対策をしっかり取れれば在学中の合格も難しくありません。

ITパスポートはITの初心者でも受験できる資格

ITパスポートは、IT系の知識・技術を勉強中の初心者でも受験できる資格です。受験資格は年齢・学歴不問で、高校生から社会人・シニアまで幅広い層が挑戦しています。しっかりと勉強に時間をかけて準備すれば、学生でもITパスポートの取得は可能です。

一方で、ITパスポートは独学で勉強すると難易度が高くなりやすいです。初心者の場合には何から手をつけて良いのか分からず、受験対策に時間がかかるケースも多いです。そのため専門学校などの学習環境を活用して、試験対策を実施するのがポイントです。過去問を繰り返し解いて出題傾向をつかみ、苦手分野を重点的に補強する学習方法が効果的です。

まとめ

ITパスポートは、ITのスキルが初心者の方でも挑戦できる資格です。取得後は就職や転職に活かせるため、将来の備えとして有効利用できるでしょう。

「日本工科大学校」の「AI・ロボット工学科」では、獲得試験の目標の1つにITパスポートを設定しています。合格に必要なサポートを行ってくれるため、IT初心者でも効率良く試験対策が可能です。

この機会にITパスポートの取得と一緒に、日本工科大学校のAI・ロボット工学科 SEプログラマコースで最新のIT技術・知識を学んでみてはいかがでしょうか。

オープンキャンパスは体験型!
本校の雰囲気を見学しよう!

お電話での問い合わせも受け付けております

受付時間:8:30 ~ 17:30

IT・AI・ロボット学部の学科紹介

学科・コース名 概要 目指せる職種 目指せる資格
IT・AI・ロボット工学科
最先端のIT、AI、ロボット技術を学び、エンジニアを養成する学科です。基本情報処理やITパスポートの資格取得を通し、高度情報技術者の習得を目指します。

制御系(センサー系)エンジニア
認知系エンジニア
分析・推論系エンジニア

基本情報技術者
ITパスポート
Python3エンジニア認定基礎試験
データベーススペシャリスト試験(DB) 他